帰神
実家の神戸に行ってきました。
東北の震災発生から、ずっとにかじりつきで見ていた母は
感情移入しすぎて、まるで自分が被災したかの様に不安がっていました。
これは一度顔を見に行かねばと思い
休みを利用して、神戸の実家へ。
近所の方々も、阪神大震災を経験されているので
自分の事のように心配されていました。
ご近所さんを交えお話していたとき、ふと一人暮らしの母が
「年配者である私には、心配する事と、
僅かな寄付金を送る事しかできない。
だからせめて節電と、数日過ごせる備蓄があれば
無駄な買いだめ(買占め)をせず
被災していない者は、
普通の生活を送ることが、今は大切」
と言っていた。
驚くやら感動するやらで
励ましに行ったこちらが、励まされたようで
なにやら心が温かくなりました。
母は東北の震災以来、あまり食べ物が喉を通らなかったようなので
父親の墓参りを済ませた後
好物の中華を食べに、神戸飯店にランチを食べに行ってきました。
ついでに夕飯の材料を買いに、ジョイプラザへ
何かこのオブジェも、被災地にエールを送っている様に見えました。
本当に一日も早い復興を、お祈りします。
愛知の自宅に帰れば、先月注文していた物と
震災直前に注文していた、ある物が届いていて
なんだかあわただしい一日が過ぎてゆきました。
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